今回は登山用品やリュック、ウェア等各所で人気・有名な登山ブランドを50音順に21つ厳選してまとめました。ブランド力だけでなく、質実剛健な登山用品を販売しているメーカーばかりなので、登山のアイテム選びに迷ったら、まずこちらのブランドのモデルを参考にしてください。
あ行の登山ブランド
アークテリクス(Arc'teryx)
アークテリクスのブランド名の由来は、始祖鳥の学名である「アルケオプテリクス」に由来しています。1989年に堅田のクライミングギアのメーカーとして誕生し、クライミングギアを中心に常に最新のテクノロジーを取り入れた高性能な登山用品を生み出し続けているブランドです。
代表アイテム:Arro 22(カテゴリ:登山リュック)
イスカ(ISUKA)
イスカは日本の寝袋専門のブランドです。創業は1972年でシュラフ一筋で40年以上の実績があります。もちろんイスカの寝袋は高品質が保証されています。スリーピングマットやダウンの小物等も取り扱っています。
代表アイテム:ISUKA AIR(カテゴリ:寝袋)
エムエスアール(MSR)
エムエスアールはアメリカで生まれたブランドです。最初にアルミ製のアイスアックスやリチウム電池式のヘッドランプを開発したことで有名です。現在は登山テントやガソリンのシングルバーナー、コッヘルやスノーシューなど、登山に必要な持ち物を幅広く取り揃えています。
代表アイテム:エリクサー(カテゴリ:登山テント)
か行の登山ブランド
カリマー(karrimor)
カリマーは1946年にイギリスで自転車用のバックのメーカーとして誕生し、その後登山用のザックやウェアに展開していったブランドです。ブランド名の語源は「carry more=もっと運べる」だそうです。登山用、サイクリング用のザックやバックパックのラインナップが豊富です。
代表アイテム:リッジ(カテゴリ:登山リュック)
キーン(KEEN)
サンダルでおなじみのキーンは2003年アメリカで誕生したフットウェアブランドです。「サンダルはつま先を守る事ができるのか?」というテーマから、つま先がかなり頑丈な点が特長です。登山のサンダルとしてだけでなくアウトドア全般を楽しめるモデルを数多くリリースしています。
代表アイテム:ジャスパー(ハイキングシューズ)
キャラバン(caravan)
キャラバンは1954年に誕生した日本の登山靴のブランドです。国産ブランドだけあって、日本人の広い甲にフィットする登山靴やトレッキングシューズがかなり人気が高いです。軽くて頑丈で初心者から上級者まで安心して足下を任せる事ができるブランドです。
代表アイテム:C1_02S(カテゴリ:登山靴)
コロンビア(Columbia)
言わずと知れたアウトドアブランドのコロンビアは1938年アメリカで誕生しました。帽子の販売から創業したことと、コロンビア川にちなんで、「コロンビアハットカンパニー」と名付けられましたが、その後、スキーグローブ製造会社と合併し、1960年にコロンビアスポーツウエア社が誕生しました。
代表アイテム:シッカモアブーニー(カテゴリ:帽子)
さ行の登山ブランド
サーマレスト(THERMAREST)
サーマレストは1972年にアメリカで誕生したブランドです。世界初の自動膨張式のエアマットを販売しました。NeoAirという特許出願中の技術で登山中に快適な睡眠をサポートしてくれます。
代表アイテム:リッジレスト(カテゴリ:スリーピングマット)
サーモス(THERMOS)
サーモスは1904年にドイツで誕生したブランドです。100年以上も前から水筒・魔法瓶を開発し続けてきた伝統あるブランドです。最近はおしゃれなマイボトルやタンブラーのラインナップが充実しているので、登山愛好家の人以外も目にすることが多いのではないでしょうか。
代表アイテム:真空断熱ケータイマグ(カテゴリ:水筒)
サロモン(Salomon)
スキーやスノーボードウェアで有名なサロモンはフランスで1947年に誕生しました。最初はスキーのビンディングから始まり、1997年にはアディダスに買収されて、アディダスーサロモングループとなっています。2005年にフィンランドのアメアスポーツコーポレーションにアディダスから売却されて今に至ります。最近はトレイルランニングシューズなどのトレイルランニングのギアが充実しています。
代表アイテム:TRAIL 20(カテゴリ:トレラン用リュック)
シートゥーサミット(SEA TO SUMMIT)
スタッフバッグ・ドライバッグが使いやすいことで有名なシートゥーサミットはオーストラリアのブランドです。創業者がベンガル湾(SEA)からエベレストの頂上(SUMMIT)まで無酸素登頂したことがブランド名の由来となっています。
代表アイテム:ウルトラSIL ドライサック(カテゴリ:ドライバッグ)
スント(SUUNTO)
スントはフィンランドの精密機器メーカーです。世界で初めて液体封入式コンパスの量産に成功したところからダイビングやスポーツ、軍用の計測器などを展開しています。登山の時計、GPSウォッチと言えばスントのambitが定番中の定番です。
代表アイテム:TRAVERSE ALPHA(カテゴリ:登山時計)
な行の登山ブランド
ナルゲン(nalgene)
ナルゲンは元々アメリカの実験器具メーカーでした。実験用のポリエチレン製のボトルが現在の有名なナルゲンボトルの原型となっています。広口で軽くて使いやすいナルゲンボトルは登山に欠かせない水筒です。
代表アイテム:Tritan(カテゴリ:水筒)
ザ・ノースフェイス(THW NORTH FACE)
アメリカで1968年に創業したノースフェイス。ダウンパーカーの原形ともいえるシェラ・パーカーや、世界初のドーム型テント「オーバルインテンション」等を開発しました。豊富な商品ラインナップと高いデザイン製で世界的に人気が高い登山ブランドです。
代表アイテム:BCフューズボックス2(カテゴリ:リュック)
は行の登山ブランド
パタゴニア(patagonia)
パタゴニアはアメリカ発祥のアウトドア総合メーカーです。登山だけでなく、アウトドア、サーフィン等で主にアパレルが有名です。環境保護へ積極的に取り組むブランドであり、1996年以降は無農薬のオーガニックコットンのみを使用しているそうです。1970年代にフリースを始めて開発しています。
代表アイテム:Baggie's Shorts(カテゴリ:帽子)
ブラックダイヤモンド(Black Diamond)
ブラックダイヤモンドといえばカラビナやハーネス、ヘルメット、アイスアックスやトレッキングポール等のクライミングやバックカントリー用品が有名です。アメリカで1989年に創業したブランドです。
代表アイテム:トレイル(カテゴリ:トレッキングポール)
プラティパス(Platypus)
プラティパスはハイドレーションで有名なアメリカのブランドです。軽量でにおいがつきにくく、ハードボトルと違って折り畳んでコンパクトに持ち運びで切るソフトボトルは登山に欠かせないアイテムです。トレイルランニングのハイドレーションとしても人気が高いです。
代表アイテム:プラティパス(カテゴリ:水筒)
ま行の登山ブランド
マウンテンイクイップメント(MOUNTAIN EQUIPMENT)
マウンテンイクイップメントはダウンで有名な登山ブランドです。イギリスで1961年に設立されました。ダウンの製造から始まり、現在では各種登山ウェアや寝袋なども扱っています。イギリスの登山隊で伝統的に採用されているブランドです。
代表アイテム:クラシックウインドジャケット(カテゴリ:ウインドシェル)
マムート(MAMMUT)
マムートは1862年スイスで創業の歴史ある登山ブランドです。世界中の登山ブランドの中でも最も古いブランドのうちの一つになります。最初は農業用のロープから始まり、クライミンググローブ、シェルやシュラフ等登山用品の各方面にラインナップを広げてきました。
代表アイテム:skywalker2(カテゴリ:ヘルメット)
ミレー(MILLET)
ミレーはフランスで1921年に創業した、主に登山リュックを扱う登山ブランドです。現在はウェアまで広く登山用品を扱っています。ミレーのブランドが有名になったのは、1950年の世界初のアンナプルナ登頂でミレーのザックが使用されたことがきっかけです。ドライナミックメッシュは最近のミレー製品で大ヒットの登山用アンダーウェアです。
代表アイテム:ドライナミックシリーズ(カテゴリ:アンダーウェア)
モンベル(mont-bell)
おなじみの国産アウトドア総合メーカーのモンベルは1975年に創業しました。日本人の体型にあった高品質なウェアが低価格で購入できることから登山初心者から上級者まで人気が高いです。ウインドブラスト以外にもシャミースジャケット、ジオラインなど登山に欠かせない人気アイテムが豊富です。
代表アイテム:ウインドブラストパーカ(カテゴリ:ウインドシェル)
登山用品は好きなブランドで揃えるのも楽しみの一つ
登山用品を揃える時に検討する時は値段、機能性、スペックのバランスが良いものを選ぶことが普通だと思いますが、好きなブランドで揃えるのも一つの選択肢です。
お金はかかるし欲しいアイテムがなかなか見つからない場合もありますが、好きなアイテムを購入すると愛着がわいて次を購入しようという気も起こらず、持っているものを大事にして結果的に長く使いコスパもよくなることが多いです。
様々なブランドがあるので購入する前に幅広く調べて購入すると、買った後に後悔しないと思うのでいろいろ見るようにしてください。登山用品を揃える際は、登山の持ち物や登山靴、登山リュックの選び方の記事も参考にしてみてください。