【登山時計・アウトドアウォッチ2019】人気のおすすめブランド口コミ・評判・評価

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photo by Steve Cyr

登山やアウトドアを安全・快適なものにしてくれるのが登山時計・アウトドアウォッチです。普段使いの時計の機能に加えて、GPS、温度計、高度計、気圧計、電子コンパス、心拍数の計測など様々な機能を持つ時計がスント(SUUNTO)やカシオ(CASIO)、エプソン(EPSON)、ガーミン(GARMIN)、セイコー(SEIKO)などのブランドから発売されています。

今回は登山時計・アウトドアウォッチの代表的な機能紹介と選ぶポイント、人気のおすすめブランドランキングをまとめました。

登山時計・アウトドアウォッチの機能

登山時計・アウトドアウォッチの機能
Michael Pollak

GPS

最近のiPhoneやAndroidのスマホにはGPS機能がついていて、かなり精度も上がってきています。とはいえ、やはり登山やアウトドア専用ウォッチはGPSの精度がより高いと感じるのが正直なところ。筆者はスント(SUUNTO)のAMBIT2を愛用していますがiPhoneと同時計測すると実際に歩いた道との違いを少し感じます。

登山のスマホについてはこちらにまとめています。

登山にスマホを持っていくと、電話で連絡ができインターネットで登山計画書の提出や天気予報のチェックができて、スマホで撮影した写真をその場でヤマ...

具体例として、車道と歩道がある道を歩いたログをとると、ambit2は右と左の歩道どちらを歩いたかかなり正確にわかるのに対してiPhoneのGPSログアプリは車道を歩いていることになっていたりします。

登山時計のスント(SUUNTO)のAMBIT2で測定したGPSのログ

こちらの画像はスント(SUUNTO)のAMBIT2で測定したGPSのログです。ビルが少ない場所だったのでその分かなり精度が高い点を考慮する必要がありますが、歩道の右と左までどちらを通ったか綺麗にログに残っていることがわかると思います。

高度計(気圧計)

登山やスキー・スノーボードなどの山アクティビディに欠かせないのが高度計です。高度計は登山時計・アウトドアウォッチを購入する人に最も人気の機能です。高度計があるとどこまで登ったか、行動したかの進捗が一目で把握できるため、残りの行程の計算が楽になります

高度計は海抜0mは1013hPaを基準とした高度によって変化する気圧で標高を割り出しているため、高度計=気圧計と言えます。つまり、天候の変化による気圧変化が起こると高度計にずれが生じることになる点が高度計を利用する際の注意点となります

高度計を使用する都度、正確な標高がわかる場所で補正することで正確な標高に近づきますが、実際は補正しても時間が経つと最大50m程度ずれる感覚です。とはいえ、ざっくりした高度を把握できるので進捗の確認をするためには全く問題ありません。

速度計

GPSで測定した位置情報を元に時速、平均ペース、ラップ速度などの速度情報を計測・表示できます。スキーやスノーボードなどのウインタースポーツ、ランニングやマラソンなどのスポーツに活用することができます。

電子コンパス

道に迷った時、霧や吹雪で方向がわからなくなった時に心強いのが電子コンパスの機能です。登山やアウトドアだけでなく旅行でもお役立ちの機能です。

温度計

温度計はつけている腕の体温に影響されるため、腕に巻いていると本来の温度より高い温度が必ず表示されます。腕から外して測定しようとすると、表示温度の下がるスピードが遅く、本来の気温が表示されるまでにかなり時間がかかります(最低10分はかかります)。温度計の期待値は低く考えていた方がよいでしょう

心拍数

登山時計の中には心拍数を測定できるモデルも存在します。身長体重をあらかじめ設定しておくと消費カロリーの計算も可能です。

日の出・日の入り時刻

登山やトレッキングの計画を立てるのに欠かせないのが日の出・日の入り時刻の把握です。こちらも旅行先でも活用できる機能です。

登山時計・アウトドアウォッチを選ぶポイント

登山時計・アウトドアウォッチを選ぶポイント
Alpesh Solanki

コストと機能のバランス

登山時計・アウトドアウォッチは上にまとめた機能を全て盛り込んだような多機能モデルになるとそれなりに高額になります。自分に必要な機能に絞ることでコストパフォーマンスが高い登山時計を見つけましょう。

デジタルか、アナログか

デジタルウォッチのメリットは時計の画面いっぱいに様々な情報を表示できることと、針を動かす必要がないためゼンマイなどのパーツが少なく、軽量で故障の心配がないことが挙げられます。登山時計は現在はデジタルウォッチが主流となっています。

一方、アナログウォッチのメリットは圧倒的な視認性の良さです。時間が直感的に一目で分かり、多少遠くても暗くても時間を確認することができます。また、デジタルウォッチは高性能が故に電池の消費が激しい点がデメリットになりますがアナログウォッチは電池の心配が少ない点もメリットです。

ハイスペックのおすすめ登山時計

ハイスペックのおすすめ登山時計
GrejGuide.dk

スント トラバース(SUUNTO TRAVERSE)

スントのトラバースは登山時計に必要な機能を全て搭載しながら、例えばインターバルトレーニング用のタイマーや複数スポーツモードなどの登山以外のマルチスポーツ向け機能をそぎ落として値段を低価格に抑えたコストパフォーマンスが高いモデルです。

GPS、高度計、温度計、気圧計、日の出日の入り時間、天候傾向インジケーター、ウェザーアラーム等、登山向けの機能はフル装備しています。

スントのGPSウォッチはフルスペックのSUUNTO9などは8万円を超えますが、正直全部の機能を使える人はトライアスロンをやっている人やプロのアスリートぐらいしかいないはずです。

ある程度目的を絞って少し安いモデルを買ったほうが無駄が少ないので迷う人はあまりスペックが高いものは避けたほうがよいと思います。

主な機能:GPS、気圧計、高度計、温度計、電子コンパス、天候傾向インジケーター、ウェザーアラーム、万歩計、カロリー記録、スマホ通知

エプソン リスタブルジーピーエス(WRISTABLE GPS) FOR TREK MZ-500B/S

エプソンのMZ-500B/SはGPS、地磁気、加速度、温度、気圧のデータを利用することで、高い精度で現在の標高を測定することができます。目的地までの距離や標高を行動中に一目で確認出来る3D標高ナビゲーション、平面ルートナビゲーション機能や、設定した標高になるとアラームを鳴らしてくれる目標標高設定機能など、登山やトレッキングに便利な機能が満載です。

こちらのウォッチも気圧計とGPS機能により高い精度で標高を測定することができます。これだけ多くの機能を盛り込みながらも重量はなんと65gとかなり軽いです。なんとヤマレコで作成した計画をデータとして取り込むこともできます。ここらへんは日本のメーカーならではですね。

高度計の精度やナビゲーションにこだわる人や、トレイルランニングやマラソンでの使用も考えている人におすすめです

主な機能:GPS、気圧計、高度計、温度計、電子コンパス

ガーミン フェニックス5(GARMIN fenix5)

GPSメーカーのガーミンのフェニックス3Jは登山以外の様々なスポーツやアウトドアアクティビディに対応するハイスペックモデルで、やはりGPSの精度には定評があります。画面にカラー液晶が採用され、太陽光が眩しい中でもかなり視認性が高くなっています。

ランニングのピッチや接地時間、上下動などランニングフォームに関するデータを測定する機能や、最大酸素摂取量の測定、トレーニング終了時に回復に必要な時間を教えてくれる機能や、腕の振り方から泳ぎを測定する水泳向けの機能など、登山以外のスポーツに関する機能も充実しています。各種データは「GarminConnect」というクラウドサービスにためることができて、いつでもアプリで確認することが可能です。

フェニックス5はアウトドアテイストすぎない外見と、バンドは付け替え可能なことで、ビジネスや普段使いでも違和感なく使える登山時計で、登山やアウトドア以外でも使いたい人におすすめです

主な機能:GPS、気圧計、高度計、温度計、電子コンパス

こだわりのアナログ登山時計

こだわりのアナログ登山時計

gabihil

カシオ プロトレック(CASIO PROTREK) PRW-6100Y-1AJF

国産の登山時計といえばカシオのプロトレックシリーズが有名です。こちらのモデルはアナログとデジタルのハイブリッドでアナログの文字盤による視認性の高さと多機能を実現しています。

機能面では、電子コンパス、気圧計、高度計、温度計など、ハイスペックモデルと比較するとGPS以外の一通りの機能は備わっています。

その他にも、ソーラー充電や、気圧変化に対するアラート機能、標準電波受信による時刻の自動修正機能など、カシオならではのこだわり機能が付加されています。

ハイスペックなアナログの登山時計の購入を検討している人に是非おすすめのモデルです

主な機能:気圧計、高度計、温度計、電子コンパス、ソーラー充電、電波受信

シチズン プロマスター ランド アルティクロン エコ・ドライブ(CITIZEN PROMASTER Land Alticchron Eco-Drive)

アナログのアウトドアウォッチでプロトレックと同様に人気の定番モデルがシチズンのプロマスターの登山モデルのランドシリーズです。大きな特徴は、とにかくアナログで表現することを追求したデザインで、高度計と方位計もアナログで表現されます

デザインにこだわった登山時計を探している人におすすめのアナログウォッチです

主な機能:高度計、電子コンパス、ソーラー充電

初心者におすすめの安い登山時計

初心者におすすめの安い登山時計
Michael Pollak

セイコー プロスペックス アルピニスト(SEIKO PROSPEX ALPINIST)

セイコーのプロスペックスアルピニストは冒険家の三浦豪太氏監修により開発された登山時計です。高度計や気圧計など基本的な機能に加えてBluetoothでスマホ連動機能を搭載しています。専用アプリで登山計画の作成や登山記録の管理も楽にできます。定価は44,000円+税ですがamazonで購入するとかなり安く購入できます。

主な機能:気圧計、高度計、温度計、電子コンパス、ソーラー充電

ラドウェザー(LAD WEATHER) lad004

ラドウェザーは2009年にアメリカと日本の共同で始まったアウトドアブランドです。低価格ながら登山時計に必要な一通りの機能を備えています。とにかく安い登山時計を探している人におすすめです

主な機能:気圧計、高度計、温度計、電子コンパス

アウトドア仕様のスマートウォッチ

アウトドア仕様のスマートウォッチ
Kārlis Dambrāns

カシオ プロトレックスマート WSD-F30

ちょっと変わり種の登山時計がこちら。カシオのスマートアウトドアウォッチのプロトレックスマートです。Apple watchのAndroid版で、Android Wearアプリをスマホにインストールしてスマートアウトドアウォッチと同期させる必要があります。スマートアウトドアウォッチ単体で使うというよりも、スマホとセットで使うことで様々な機能を発揮します。

プロトレックスマートは2017年4月に二代目スマートウォッチとして発売されています。前作のWSD-F10との違いはGPS機能が追加された点とオフライン地図機能が追加された点です。以下に項目別の比較表を作成しました。赤字が追加されたり変更されている機能になります。

更に、2019年1月に後継機種であるWSD-F30が発売されました。簡単にまとめると「軽量・薄型化して女性や普段使いにも使いやすく、液晶の解像度が上がって見やすくなった」機種です。WSD-F20からの変更点は青字で記載しています。

機能WSD-F30WSD-F20WSD-F10
GPS搭載 (GLONASS、みちびき対応)搭載 (GLONASS、みちびき対応)なし
カラー 地図機能搭載 (オフライン対応)搭載 (オフライン対応)なし
OSWear OS by GoogleAndroid Wear 2.0Android Wear 1.X
ディス プレイ1.2インチ 2層ディスプレイ
カラーTFT液晶+モノクロ液晶
カラー 390×390ピクセル
1.32インチ 2層構造
カラーTFT液晶+モノクロ液晶
カラー 320×300 ピクセル
1.32インチ 2層構造
カラーTFT液晶+モノクロ液晶
カラー 320×300 ピクセル
タッチ パネル静電容量式タッチパネル
(防汚コーティング対応)
静電容量式タッチパネル
(防汚コーティング対応)
静電容量式タッチパネル
防水性能5気圧5気圧5気圧
耐環境 性能MIL-STD-810G(米国防総省が制定した米軍の物資調達規格)準拠
耐低温仕様 (-10 °C)
MIL-STD-810G(米国防総省が制定した米軍の物資調達規格)準拠
耐低温仕様 (-10 °C)
MIL-STD-810G(米国防総省が制定した米軍の物資調達規格)準拠
耐低温仕様 (-10 °C)
センサー圧力(気圧/高度)センサー、 加速度センサー、 ジャイロセンサー、 方位(磁気)センサー圧力(気圧/高度)センサー、 加速度センサー、 ジャイロセンサー、 方位(磁気)センサー圧力(気圧/高度)センサー、 加速度センサー、 ジャイロセンサー、 方位(磁気)センサー
マイクロ フォン
バイブ レーター
バッテリーリチウムイオン電池リチウムイオン電池リチウムイオン電池
無線Bluetooth® V4.1 (Low Energy 対応)
Wi-Fi (IEEE802.11 b/g/n)
Bluetooth® V4.1 (Low Energy 対応)
Wi-Fi (IEEE802.11 b/g/n)
Bluetooth® V4.1 (Low Energy 対応)
Wi-Fi (IEEE802.11 b/g/n)
ボタンMAPボタン、電源ボタン、TOOLボタンTOOLボタン、 電源ボタン、 APPボタンTOOLボタン、 電源ボタン、 APPボタン
充電方式マグネット圧着式充電端子マグネット圧着式充電端子マグネット圧着式充電端子
充電時間常温で約3時間常温で約2時間常温で約2時間
電池寿命 (GPS 使用なし)通常使用:約 1.5 日
時計とセンサーのみ(マルチタイムピースモード)*3:約 1 カ月 (使⽤環境によって変動します)
通常使用(カラー表示): 約1日
通常使用(カラー表示オートOFF※3):約2日
時計のみ(タイムピースモード):約1ヶ月以上
(使用環境によって変動します)
通常使用(カラー表示): 約1日
通常使用(カラー表示オートOFF※3):約2.5日
時計のみ(タイムピースモード):約1ヶ月以上
(使用環境によって変動します)
電池寿命 (GPS 使用時)明記なし毎秒測位(カラー表示): 6~8時間(精度優先)/ 約18時間(バッテリー優先)
毎秒測位(カラー表示オートOFF※3): 7~9時間(精度優先)/ 約25時間(バッテリー優先)
間欠測位(カラー表示):  約1日(6分間隔測位)
間欠測位(カラー表示オートOFF※3):  約2日(6分間隔測位)
(使用環境によって変動します)
GPS機能なし
本体 サイズ約 60.5 × 53.8 × 14.9 mm (ボディ部分の縦 × 横 × 厚さ)約 61.7 × 57.7 × 15.3 mm (ボディ部分の縦 × 横 × 厚さ)約 61.7 × 56.4 × 15.7 mm (ボディ部分の縦×横×厚さ)
質量約 83 g (バンド含む)約 92 g (バンド含む)約 93 g(バンド含む)


見た目や初期設定はこちらの動画が参考になります。(15分)

スマートウォッチは一見便利そうに見えますが、2019年現在のスマートウォッチはapple watch以外simカードが入らないので必ずスマホと一緒に持ち歩かないとネットワークに接続できません。

単体だと機能の半分も有効に使えないのでまだもう少し待ってeSIMが搭載されるまで購入を待ったほうが良いのでは?と思っています。バッテリーの持ちも悪いのでその点もスマートウォッチの改善ポイントです。

2019年の新型もeSIMが搭載されていないのでスマホとセットで使うことが前提です。時計の見やすさは液晶の大きさよりも解像度が重要なので間違いなくF30がおすすめです。

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