今回は登山時計で人気が高いラドウェザーのトレッキングパンツ3種類をレビューします。安くて動きやすいトレッキングパンツなので、登山初心者におすすめです。
ラドウェザーのトレッキングパンツに共通した特徴
トレッキングパンツの選び方で詳しく説明していますが、登山用パンツに求められる主な機能は、動きやすさ、耐久性(耐摩耗性)、透湿性、保温性、防風性、撥水性、です。
まず、品質検査から、耐久性や撥水性の高さが分かると思います。
撥水性については水道の蛇口をひねって大量に水をかけても全く染み込まず、全てサラサラと流れてしまうほど高い撥水力があります。
上の写真はトレッキングパンツに水をかけて放置している様子の写真です、全く染み込みませんでした。
モンベルなど登山ブランドのトレッキングパンツでは当たり前の機能ですが、ラドウェザーのトレッキングパンツも十分な機能性があります。
注意点としては、ジッパー部分は止水ジッパーではないので水は染みます。とはいえ、無雪の春夏秋に使う分には全く問題ありません。
また、動きやすさについてもチェックしましたが、屈伸運動で突っ張る感じはありません。手で引っ張るとゴム紐のように生地が少し伸び縮みして十分な伸縮性があることがわかります。
ストレッチ性の高さに加えて、そもそも生地が薄手なので長時間歩行してもストレスは少ないでしょう。
その反面、薄手であるため保温性は高くないなという感じがします。裏地はついていないので春秋の朝や標高が高い場所で風が強いと冷えやすいトレッキングパンツなので、雪は降らないまでもかなり冷え込むコンディションの場合は裏地がついた少し厚手のトレッキングパンツのほうが適しています。
ラドウェザーのトレッキングパンツの評価・口コミ・レビュー
3種類でそれぞれ違うポイントがあるので写真で解説します。まずは定番のロング丈のトレッキングパンツの評価・口コミ・レビューです。
ロング丈のトレッキングパンツは暑いときに温度調整しやすいように膝上付近にベンチレーターがついています。
ベンチレーター部分はメッシュになっていて内側の蒸れた空気を外に出してくれます。
ロング丈のトレッキングパンツは横と後ろに4つポケットがついていますが、全てメッシュのベンチレーターになっているので、可能な限りの通気性が確保されています。
右のポケットは内側に小さいポケットエリアがあるので細長いものを分けて持ち運ぶことができます。
左ポケットはノーマルな形状。
後ろには2つポケットがついていますが、どちらもジッパーはありません。
ロング丈ながら各所のベンチレーターで通気性が確保されているので春夏秋に幅広く使える。ポケットはシンプルですがその分軽量なので高いストレッチ性能と合わせて長時間歩行でもストレスがない。1本目のトレッキングパンツとしておすすめ。
ラドウェザーの2wayコンバーチブルパンツの評価・口コミ・レビュー
続いてジッパーで切り離してハーフパンツにできる2wayのコンバーチブルパンツの評価・口コミ・レビューです。
カーゴパンツ風のポケットがももの部分についています。ここはボタンで止められるようになっています。
こちらは膝のジッパー部分の写真です。ジッパーが膝に当たらないように生地の間に挟まれているので、ジッパーを外してハーフパンツにしても不快感が少なくなっています。
ただし、ジッパー部分は撥水しないので水は染みやすい場所にはなります。
右と左のポケットは同じ形状でボタンやジッパーはついていません。
後ろの2つのポケットはボタンがついているので、ロングパンツと比べると多少雨が降ってきても中に水が入りにくくなっています。
ロングパンツのポケットの裏地はベンチレーターとして機能するメッシュでしたが、コンバーチブルパンツは通常の生地なので通気性は少し劣ります。
ハーフパンツと2wayで使えるので真夏でも使える。多少通気性や軽さを犠牲にしているがそれでも十分軽量で、その分ポケットが充実しているので登山だけでなく農作業や釣りなどにも使える。登山以外にもアウトドア活動している人におすすめ
ラドウェザーのハーフパンツの評価・口コミ・レビュー
最後はハーフパンツの評価・口コミ・レビューです。
ハーフパンツの左右のポケットはノーマルな形状で出し入れはしやすいです。ポケットの裏地はメッシュではなく普通の記事ですが、そもそもハーフパンツなので通気性は問題ないでしょう。
後ろポケットは右側の1つですが、ジッパーがついているので貴重品などを入れることもできます。
シンプルな構造のためかなり軽量。かつ撥水性が高いのでキャンプやフェスなど雨が降ってきても野外にいるような場所にも使える。登山やハイキングにおいてはもちろん有用。登山用タイツと合わせておしゃれを楽しみたい。