メレルのモアブは滑る?【滑りを抑えたモアブ2・ミッド・ローカット・口コミ・評判・評価】

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ハイキングやサバゲで人気が高く、米軍の特殊部隊でも使用されているアウトドアシューズがメレルのモアブです。今回はモアブは滑る?という疑問の解説や、評判・口コミからミッドカットやローカット、ゴアテックスやFSTタイプなどのモアブのバリエーションモデルを紹介します。

メレル「モアブ」(merrell moab)のレビュー

メレルのモアブについて、まずは教科書通りのスペックを記載します。ゴアテックス製のアッパーで透湿防水性が高く、メッシュパターンの面積を増やして通気性と軽量性を高めている点が特徴です。ソールは柔らかめで様々な動きに対応します。重量は片足481g。このシューズの特徴を生かした使い道を説明します。

登山は低山で日帰りまでが無難

メレルのモアブを登山で使う場合

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メレルのモアブがどれだけ登山に使えるか、という点においてはソールの硬さが一つポイントになります。モアブは足の指の部分がかなり曲がりやすいほど柔らかいため、重たいザックを担いで動く場合に重量を十分ささえきれる作りにはなっていません。また、トレッキングシューズの中でも石を踏んだ感覚が強いほうなので、岩場など悪路を長時間歩行すると足の疲労がたまりやすいでしょう。

登山で使う場合のおすすめは比較的登山道の凸凹が少なめの低山などの日帰りハイキングです。富士山も登山道は整備されているのでモアブで問題ないと思います

ハイキングやトレッキングから1泊のテント泊まで幅広く対応できるトレッキングシューズであればキャラバンのC1_02Sがおすすめです。

入門者の為に履きやすさ、歩きやすさを追求。 ファースト・トレッキングシューズにふさわしい代表モデル。 日本人の足型に合わせた幅広ラスト採用でゆったりフィット。 日帰り登山や富士山、尾瀬、屋久島などに適応します。

軽くて柔軟性が高いのでサバゲに最適

メレルのモアブはサバゲに最適

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アメリカの特殊部隊パラジャンパーも着用しているモアブは野山を駆け巡るサバゲに最適です。サバゲでは走るだけでなく寝転んだり片膝をついて構えたり様々な動きがあるため、ソールとアッパーがガチガチの登山靴だと柔軟な動きができません。

加えてメレルモアブは481gで他のトレッキングシューズと比べて軽量な部類に入ります。堅牢で重量がある靴は重たいザックを背負った重みをしっかりささえることができますが、サバゲにおいては全くその必要はありません。軽量であるほうが疲労も少なくなります。また、メレルモアブの色使いがそもそも迷彩柄にマッチする点もサバゲでの使用で人気が高いポイントです。

軽量のサバゲ用トレッキングシューズであればサロモンのX ULTRA MID3 GTXも両足448gの超軽量タイプなので使いやすいと思います。

バージョンアップしたX ULTRAのフットホールドを高めたミッドカットモデル。シューレースと連動してフィット感を高めるアッパーパネル、歩行をサポートし疲労軽減効果をもたらすシャーシ内蔵ミッドソール、そして抜群のグリップ力を提供するContagrip®アウトソール。これらを繋ぎ合わせるのではなく、一体成形によって構造することで、より軽く、より安定した履き心地生み出す。高い防水性と透湿性を両立させたGORE-TEX®採用。

メレル「モアブ」は滑る?

「メレルのシューズはよく滑る」という話を聞くことがあるかと思いますのでこの点について説明します。結論から言うと、他のトレッキングシューズハイキングシューズと比べると滑りやすい分類には入る、と言えると思います。

まず、モアブを始めとするメレル製品のソールは他社トレキングシューズでも幅広く使用されていて実績があるビブラムソールが使用されているため、素材について問題はありません。

問題はソールの溝のパターンです。溝の大きさや深さによって路面状況毎の摩擦係数が変わってきます。一般的の話でどのような状況であれば滑りやすいか、こちらの記事にまとめているので参考にしてください。

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では、上記の参考記事の内容を踏まえてモアブの詳細についてソールを見てみましょう。

メレルモアブのソール

着地の時に重心が乗って滑りやすい踵(かかと)の部分を見ると、フラットな部分の面積が多く、溝が細く少ないことがわかります。この形状だと水を外側に排出する能力が低く、少しの水たまりでも滑りやすくなります。丸型のブロックパターンは溝が外とつながっていないので余計に水を排出しずらい構造です。

キャラバンc1_02sのソール
一方でキャラバンのC01_02sのソールを見てみると、メレルのモアブと比較して深溝で面積も広く、全ての溝が外側につながっていて水を排出することができる形状をしています。

土踏まずからつま先にかけても同様の傾向で、重心をかけて踏ん張ると場所によっては滑りやすいです。メレルモアブのソールは柔らかめなのですり減りやすく、靴底がすり減ってくると余計に滑るので注意してください。

メレルモアブの評判・口コミ

肯定的な評判・口コミ

★★★★★インドアサバゲーでは使用不可
かなり軽く、ウォーキングシューズとしてかなりクッション性が強いみたいで、数日履いた後に前述した一般のスニーカー等に戻すと地面の固さを感じるようになります。大変よくできていると思います。

軍用としても人気があると聞いていたのでサバイバルゲームで使ってみましたが、インドアサバゲーには向いていません。(アウトドアは可)
地面の固いインドアフィールドだと、靴の溝にBB弾が詰まりまくり、やがて詰まったBB弾が地面に接するようになりツルツル滑ります。溝はガッチリとBB弾を挟むので、取り除く際はドライバー等が必要になります。

否定的な評判・口コミ

★☆☆☆☆足に鋭い痛み
サイズは丁度良いのだが、歩くと親指の付け根から甲にかけて鋭い痛みを感じた。靴に手を入れてその付近を触ったところゴツゴツとしている。歩いてつま先が折れるとこれが圧迫されて足を痛めているようだ。ネットやレビューを見たらどうやら同様の問題が結構あるようです。個人差は仕方ないがこれは設計が悪いと思う。
今は厚手の靴下をクッションにして紐を緩くしているがまだ痛い。もう少し履いて癖が付いて慣れると良いのだが…。とてもじゃないが紐を締め上げるのは無理。

上記評判・口コミはamazonからの引用です。購入の際はamazonレビューがかなり参考になるので一度目を通して見てください。

amazonでメレルモアブの評判・口コミを見てみる

メレル「モアブ」のバリエーション

モアブ2 ミッド ゴアテックス

モアブのベーシックなタイプがミッドカットタイプのこちらのモデル。カラーはアウトドアやサバゲの迷彩色によく似合う茶色、ブラウン、グレーの3色展開です。

メンズ

レディース

モアブ2 ゴアテックス

動きやすさ重視のローカットモデルがこちら。足首の可動領域が広くとれるのでより普段使いしやすいタイプです。ローカットは足首から砂や砂利が入りやすいので、サバゲはミッドカットのほうがおすすめです。

メンズ

レディース

モアブ2 ミッド ゴアテックス ワイドウィドゥス

メレルはアメリカのブランドであるため、基本は欧米人の足の形にフィットする形状をしています。通常のモアブは日本人からすると少し幅が狭いため少し大きめのサイズを購入することになることが多くなりますが、日本限定のこちらのタイプはワイド幅モデルのため甲高の人でもよりフィットしやすいでしょう。

メンズ

モアブ2 ゴアテックス ワイドウィドゥス

モアブのワイド幅タイプのローカットバージョンはこちら。

メンズ

モアブ FST ミッド ゴアテックス

メレルモアブFSTのソール
モアブのFSTシリーズはFIT(履き心地) + SUPERIOR TRACTION(グリップ力、滑りにくさ)がコンセプトとなっています。まず、履き心地については、より軽量化されたミッドソールが1日動き回っても快適な履き心地を提供してくれます。重量は490gから400gに軽量化されています。

グリップ力については上のソールの写真のようにブロックパターンが変更されていてより溝が深く多くなっています。また、ビブラムソールの素材も変更になっていてビブラムメガグリップというドライコンディションでもウエットコンディションでもグリップするソールが使われています。「滑る」ことに悩んでいた人は是非試してみてください。

メンズ

レディース

モアブ FST ゴアテックス

モアブFSTのローカットタイプはこちら。

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