ハイキングシューズ【選び方・おすすめ・口コミ・評判・評価】

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photo by Alan Levine

ハイキングシューズは軽量で動きやすい作りが特徴の登山靴の1カテゴリです。今回はハイキングシューズの選び方からサロモン、マムート、ノースフェイス、メレル、ニューバランスなど人気ブランド別のおすすめモデルをまとめました。シューズ選びの参考にしてください。

ハイキングシューズとは

ハイキングシューズとは
ハイキングシューズはライトトレッキングシューズとも呼ばれ、登山靴の種類の中で最も軽量で柔らかい作りをしているため、日帰りや低山の軽登山に向いています。平地や斜度が緩やかな斜面を歩くことを想定して靴底(ソール)は幅広の形状で柔軟に動くため、疲労が溜まりにくいメリットがあります。

一方、急峻で足場が狭い登山道や岩場が連続するような場合は靴底(ソール)が狭めで硬い素材のアルパインブーツの出番となります。足場が狭い場所では幅広のハイキングシューズでは足を運びづらく、柔らかいソールで岩の上を歩くと足裏の疲労が溜まりやすくなります。また、ハイキングシューズは軽量な分だけ重たいザックの重量を支えることは苦手です。何泊もするような場合には適しません。

このように、登山道の状況に応じた靴の選択が重要になります。登山初心者の人や登山道が比較的整備されている場合、日帰りハイキングなどの場合はハイキングシューズが使いやすく、北アルプス縦走のレベルになると最も重たく耐久性が高いアルパインブーツが使いやすいでしょう。

ハイキングシューズとアルパインブーツの中間の性能がトレッキングシューズと呼ばれるカテゴリになります。また、トレイルランニング用のトレイルランニングシューズも存在します。

最近は登山用品の性能向上とともに軽量化も進んでいてウルトラライトと呼ばれるジャンルも確立しています。荷物も軽いと支えるブーツも軽量で長時間動けることになるため、これまでハイキングシューズと呼ばれていた軽量モデルはファストパッキングシューズとも呼ばれたり、トレイルランニングシューズで登山をする人も増えてきています。

ハイキングシューズの選び方

ハイキングシューズの選び方
Alan Levine

次にハイキングシューズの選び方のポイントを紹介します。ここでは「サイズ選び」「ハイカットorローカット」「防水素材かどうか」の3点を紹介します。

サイズ選び

まず、一番重要なポイントはもちろんハイキングシューズの大きさが自分の足とフィットするかどうかです。ハイキングシューズを試着する場合は本番と同様の厚手の登山用靴下をはいてフィット感を確かめてください。

また、登山道は基本的に上りと下りであるため、靴の中で足が前後に動きます。特に下りは指先が靴底の先端に押し込まれる形になるため、ジャストフィットの靴を選ぶと下りで指先が痛くなります。目安は靴を履いてかかとをくっつけた状態でつま先に1cmほど空間がある状態になるサイズを選びましょう。

登山ショップには登山道を想定した試着歩行コーナーが必ずあるので、下り坂でつま先に当たる感じが強くないか確かめてみましょう。通販で購入する場合はサイズが合わない場合に無料で交換が可能な好日山荘webショップか、amazonがおすすめです。

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ハイカットorローカット

ハイカットのハイキングシューズは足首をしっかりホールドしてくれるため安定した足運びをサポートしてくれます。少々重いザックを背負ったとしてもローカットに比べてふらふらせずに歩くことができます。また、ゲイターを使わずとも砂利や砂が入りずらいメリットもあります。足首に当たる内側の部分はフィット感を大きく左右するのではクッション素材が使われて履き心地が良いものを選びましょう。

ローカットのハイキングシューズのメリットは生地の面積が少ない分軽量になることと足首の稼働領域が広くとれるので柔軟な動きが可能になる点です。普段使いのスニーカーやランニングシューズと限りなく近い履き心地であり、特に夏場は靴の内部が蒸れやすいので通気性の点でも足首部分が解放されているローカットタイプは体感温度が少し低く感じることができます。

ハイカットとローカットの中間のミッドカットはバランス型として人気があります。初心者の方で迷う場合はとりあえずミッドカットを購入する感じでよいと思います。

防水素材かどうか

日本の山は世界的にも雨が降りやすく、防水性能を持たないウェアやブーツは使い勝手が限定される場合があります。たとえ雨が降らなくても低山で森林の中を歩く場合は足元がぬかるんでいるケースも多々あるため、ハイキングシューズを使う山では意外と最初から最後まで完全ドライコンディションは少ないもの。様々な場面で対応できるようにアッパーは防水素材を使用しているものを選びましょう。

代表的な防水素材はもちろんゴアテックスですが、メーカーによってキーン・ドライソール、ポーラテックネオシェル、アウトドライ、など様々な防水素材の開発が進んでいます。

人気ブランド別おすすめハイキングシューズ

caravan(キャラバン) C1_02S

登山初心者の方にまずおすすめしたいハイキングシューズがキャラバンのC1_02Sです。ロングセラーの定番モデルで価格も安いので最初の一足として人気があります。富士山登山や屋久島ハイキングなどにも十分です。日本人の足にフィットする幅広の設計で長時間履いていても疲れません。何を買うか迷ったらまずはC1_02Sがおすすめ。

入門者の為に履きやすさ、歩きやすさを追求。 ファースト・トレッキングシューズにふさわしい代表モデル。 日本人の足型に合わせた幅広ラスト採用でゆったりフィット。 日帰り登山や富士山、尾瀬、屋久島などに適応します。

[サロモン]SALOMON X ULTRA MID 3 ゴアテックス

トレランで人気が高いサロモンのハイキングシューズで、軽量でクッション性やグリップ力が高い点などトレイルランニングシューズの開発ノウハウが取り入れられいています。軽快に動き回る人におすすめです。

バージョンアップしたX ULTRAのフットホールドを高めたミッドカットモデル。シューレースと連動してフィット感を高めるアッパーパネル、歩行をサポートし疲労軽減効果をもたらすシャーシ内蔵ミッドソール、そして抜群のグリップ力を提供するContagrip®アウトソール。これらを繋ぎ合わせるのではなく、一体成形によって構造することで、より軽く、より安定した履き心地生み出す。高い防水性と透湿性を両立させたGORE-TEX®採用。

マムート(MAMMUT)T AENERGY GTX

マンモスのロゴがかっこいいマムートで人気のハイキングシューズです。黒と赤のマムート定番カラーが所有感を高めてくれます。独自のソールクッション性能で疲労を軽減する点が特徴です。正直、性能の差は同じタイミングで比較してみないとわかりずらいもので、最近のハイキングシューズはどのメーカーも性能が高いことを考えると、最後はデザインで選ぶ人も多いです。T AENERGY GTXはその点で人気があります。

THE NORTH FACE(ザノースフェイス)ヘッジホッグ ファストパック ライト ミッド ゴアテックス

なんと片足355gの軽量モデルです。それでいてアッパーはしっかりゴアテックスが使われているので防水対策も万全。スニーカーに近い履き心地なので初めてハイキングシューズを購入する人にも違和感が少ないでしょう。ウルトラライト志向の人にもおすすめです。

MERRELL(メレル)モアブ ミッド ゴアテックス

モアブはメレルで超定番の人気のハイキングシューズです。雨が降ると多少滑りやすいソールをしていますがデザインと履き心地で一定のファンがいます。登山だけでなくサバゲーやフェスなど様々なアウトドアで活用できます。

モアブについての詳細はこちら記事にまとめています。
https://climber-navi.com/merrell-moab/

[ニューバランス] new balance MO790H

スニーカーで人気が高いニューバランスのハイキングシューズは普段使いと軽いハイキングに最適なライトタイプです。ほぼランニングシューズのようなスペックであるため、耐久性は低いので富士山登山など長時間の登山はきついと思います。フェスやキャンプ、サバゲなどのアウトドアと兼用で使う場合などにちょうどよい感じです。アッパーは撥水性能はあるもののゴアテックスのような防水ではないので注意してください。

mizuno[ミズノ] アウトドアシューズ WAVE ADVENTURE GT

ローカットタイプのウエーブアドベンチャーはランニングシューズのようなシルエットで移動中の街中でも違和感が少なく、アウトドアでがっつり使えるゴアテックスタイプです。日本人の足になじむ幅広タイプで長時間履いていても足が疲れません。ハイキングとその他アウトドア兼用で使いやすいモデルです。

[モンベル] mont-bell GTX ワオナブーツ

トレイルグリッパーというソールが使われていて、濡れた路面でも滑りにくのはさすが日本のブランドのモンベル製です。アッパーもゴアテックスが使われていて、紹介している中では最も雨に強いハイキングシューズと言ってよいでしょう。

[キーン]KEEN Targhee II Mid WP

keenの定番ターギー2はアッパーにヌバックレザーが使用され、使えば使うほど味がでるハイキングシューズです。キーンドライと呼ばれる防水素材が使用されているため透湿性も確保しています。いかにもアウトドアという雰囲気があるので人気があります。

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