登山靴メーカー一覧【特徴まとめ】

登山靴メーカーについて、それぞれのブランドの特徴や歴史をまとめています。機能面だけでなく、背景を理解して登山靴を選ぶと、より愛着も湧きます。

初心者向けのトレッキングシューズから雪山向けのアルパインシューズまで、メーカーによって得意な分野があります。なお登山靴の選び方については「登山靴の選び方と初心者におすすめモデル」にまとめています。

か行の登山靴メーカー

キーン(keen)

キーンは2003年に創業されたアメリカの登山靴をはじめとするフットウェア全般を製造するメーカーです。原点は「サンダルはつま先を守ることができるのだろうか」という疑問に対する答えを作るために、つま先をしっかり保護したサンダルを作ったことです。

代表モデルは「ニューポート」です。キーンのサンダルは多くのモデルでつま先が固く保護されるデザインになっているため、様々なアウトドアシーンで非常に使いやすくなっています。また、山だけではなく水辺でも使いやすいモデルも多く、川辺でのキャンプなどでも人気が高いです。

ターギーⅡは「キーンドライ」という透湿防水素材が使用されているので雨に強く、そこまで硬くないので日帰りの軽登山やハイキングに最適です。

キャラバン(caravan)

富士山登山などで履いている人が多く、登山初心者向けの人気登山靴がキャラバンのC1_02Sです。

キャラバンは1954年に創業した日本の登山靴メーカーで、キャラバンが発売する登山靴は日本人の甲高な足の形にフィットするように設計されていることや、日本メーカーならではの精密なつくりで人気があります。特に登山初心者をターゲットに登山靴が作られているので長時間履いていられる履き心地の良さが特徴です。

元々は「キャラバン」というメーカー名ではなく「山晴社」というメーカー名でした。「キャラバンシューズ」の名前で販売していた軽登山靴から名前をとって、1971年に社名を「キャラバン」に変更しています。

C1_02Sは2006年に廃盤となったキャラバンシューズの復刻モデルとして2008年に発売開始となり、富士山登山などの登山入門者に幅広く売れている、日本を代表するトレッキングシューズとなっています。

ゴロー(goro)

ゴローは1973年に東京の巣鴨で開業した日本の登山靴メーカーです。植村直己などをはじめとする多くの登山家の登山靴を作ることで評判や人気が高まっていきました。

ゴローの登山靴の一番の特徴は一人ひとりに合わせた靴のオーダーメイドをやっていることです。全種類が受注生産なのですぐには手に入れることが難しいので前もって発注するようにしましょう。

ゴローS-8はゴローを代表するトレッキングシューズになっていますオーダーで革の固さや足首の深さなどの調節が可能です。

ゴローの登山靴一覧はこちら

コロンビア(Columbia)

コロンビアはハットの製造からスタートしたアメリカのアウトドア総合メーカーです。登山やスキー、フィッシングなどを中心に高機能低価格な製品づくりが特徴です。

ウェアはあまりアウトドアとしてエッジが利きすぎたデザインではなく、普段着としても使いやすいナチュラルな雰囲気に仕上がっているので日常でもアウトドアを感じながら生活したいという人に人気があるブランドになっています。

マドルガピークアウトドライはコロンビアの人気登山靴です。アッパーには透湿防水性能を持つアウトドライが使用されていてゴアテックスのように水を防いで水とムレを防ぎます。日本人向けの甲高の設計がされていてフィット感の高さも人気です。

さ行の登山靴メーカー

サレワ(Salewa)

サレワはもともとドイツで乗馬用のサドルを作っていたメーカーで、メーカー名もサドルと革製品を意味するドイツ語から名付けられています。1990年代に入り、イタリアに本社が移され登山靴の製造が中心になっています。

サレワの登山靴は、ドイツが持つ高度な技術力とイタリアのデザイン性が融合したハイブリッドな魅力があります。アジアンフィットモデルは販売されていませんが甲高の日本人の足にも合うようにインソールで調整できるようになっています。

メンズライトトレインはサレワの軽量ハイキングモデルで、ミシュラン性オフロードバイクのタイヤパターンを取り入れていて非常にグリップが高いことが特徴です。

サロモン(salomon)

サロモンは1947年にフランスで創業したウィンタースポーツブランドです。元々はスキーのビンディングやスキーブーツスキー板の生産を行っていましたが1993年にサマースポーツの分野に進出してます。

機能面では、ストラップを引くだけでシューレースの締め上げができる「クイックレースシステム」が有名です。現在ではトレイルランニングや軽登山靴のジャンルで人気が高いメーカーになっています。

シリオ(sirio)

シリオは1993年に日本で創業した登山靴メーカーです。元々はイタリアの登山靴を取り扱う日本の代理店だったのですが、日本人の足に合う靴をイタリアの技術を使って作りたいというコンセプトでオリジナルの登山靴の製造を始めました。

日本人の足を意識して日本人のために作られているモデルになっていて、モデルによっては足の大きさのサイズとは別に足の幅が3種類用意されていて、甲高で幅広の日本人の足にも確実にフィットします。

スカルパ(SCARPA)

イタリア語で靴という意味のスカルパは1938年に創業しました。創業当初は登山家や林業関係者、軍隊のための靴を作っていましたが徐々に登山家たちの間で評判が高くなって有名な登山家からオーダーが入るようになっていきました。

現在は登山靴だけではなくクライミングシューズやスキーブーツなどを手掛けています。スカルパは、高い品質や機能性長く使える堅牢性が特徴です。

た行の登山靴メーカー

ダナー(Danner)

ダナーは1932年にアメリカで創業した登山靴メーカーです。創業当初はワークブーツを中心として生産していましたが、1960年代に入りアメリカにアウトドアブームが到来したことをきっかけにそこから登山靴の製造をメインにするようになりました。

60年代には「マウンテントレイル」と呼ばれるトレッキングシューズが大流行しました。1980年代に入ると世界で初めてゴアテックスブーツの「ダナーライト」を発売しました。現在もダナーライトは改良が加えられながら販売されている歴史のあるロングセラーの登山靴となっています

テクニカ(tecnica)

テクニカは1930年代にイタリア軍に軍靴をおろしていた靴工場を前身として、1960年にイタリアで創業された登山靴メーカーです。テクニカが有名になったのは1970年代に発売されたスノーブーツのムーンブーツです。アポロ11号が月面着陸に成功した際に宇宙飛行士たちが入っていたブーツ似ていることから名付けられ、30年間で2000万足販売されました。

70年代には、世界最先端の製造技術を持つアウトドアブーツのメーカーとして地位を確立しました。その後、1985年に本格的な登山靴のコレクションを発表し、現在ではアウトドアシューズ全般を取り扱うメーカーになっています。テクニカの「トレッキングシリーズ」は日本人向けに設計された形になっていて土踏まずやくるぶしのフィット感が非常に高くなっています。

な行の登山靴メーカー

ニューバランス(new balance)

ニューバランスは1906年にアメリカで創業したフットウェアの総合メーカーです。元々は扁平足などゆがんだ足を治す矯正グッズのメーカーでした。社名の由来は「新しい履き心地でバランス感覚をユーザーにもたらす」という意味合いが込められています。

実はアウトドア関連のシューズはニューバランスの中でもかなり遅い時期に始まっていて、創業から70年以上経った1982年から製造が始まっています。当初のニューバランスのトレッキングシューズはスポーツシューズをベースとして、ソールを登山でも使いやすいブロックをつけるという形で製造したユニークなモデルでした。

実際その登山靴を使ってみたところレザー製の重たい登山靴よりも歩きやすいという声が多かったことから、現在にも続くニューバランスのアウトドアシューズの特徴として、軽くて足首の動きを妨げない柔軟性重視である点が特徴になっています。

これらの特徴の登山靴は、富士山登山や屋久島ハイキングなど、登山初心者には非常に使い勝手がいい靴と言えるためビギナーに人気があります。

は行の登山靴メーカー

ハンワグ(HANWAG)

ハンワグは1921年にドイツで創業し、90年以上の歴史がある名門の登山靴メーカーです。創業者のハンス・ワグナーはもともとは整形外科靴製作の国家資格を持つ靴職人でした。地元の靴やとして靴の修理しながら、アッパーと靴底を二重に縫製した堅牢な登山靴の制作を始めたことから、徐々に登山靴制作にシフトしていきました。

ハンワグの登山靴は堅牢性と耐久性やフィット感に定評があり、代表的なモデルは「ラングコッフェル」です(現在は廃盤)。「バディレ コンビⅡ GTX」は軽量でややソフトなソールが歩きやすく、岩場ではしっかりとグリップ力があります。ロッククライミングからトレッキングまでこなすライトアルパインブーツです。

ま行の登山靴メーカー

メレル(MERRELL)

メレルは1981年にアメリカで創業された登山靴メーカーです。元々はカウボーイブーツの製造をやっていたところ、試しに作ったトレッキングシューズが非常に高性能だという評判となり、徐々に登山靴の制作にシフトしていきました。

1990年代にはメレルを代表するジャングルモックカメレオンなどが発売開始となりましたが、どちらも未だに非常に高い人気を誇っています。

ジャングルモックやカメレオンは軽登山だけでなく野外フェスやキャンプなど様々なアウトドアシーンで使われておりアウトドアに行けば誰かは必ず開いているというほど人気があります。ソールは比較的ソフトで登山初心者に最適で、最初の登山靴としておすすめです。

モントレイル(Montrail)

モントレイルは1997年にアメリカで創業した登山靴メーカーです。前身は1988年の「ワンスポーツ」というメーカーでした。当時の主流だった重くて硬いブーツを、より軽くて快適になものを作ることを目指していました。

1996年にはトレイルランニングシューズの元祖と言われるシューズの販売を開始し、97年に社名をモントレイルに変更してからはトレイルランニングシューズをメインとしてアドベンチャーレースやハイキングにも対応する様々な登山靴を開発しています。

モンベル(mont-bell)

モンベルは1975年に日本は日本で創業した登山用品の総合メーカーです 全ての登山用品や登山ウエアは高品質・高機能にもかかわらず低価格で、登山のビギナーから上級者まで幅広い人気があります。

登山靴に関しても、日本のブランドということもあって足の形は日本人の足の形をベースとしてデザインされていて、フィット感が高く長時間歩いていてもストレスがなく履ける形が特徴です。それにもかかわらず値段は非常に手頃に購入できるのでコストパフォーマンスは登山靴メーカーの中でも抜群です。

ら行の登山靴メーカー

ラ・スポルティバ(LA SPORTIVA)

ラ・スポルティバは1928年にイタリアで創業された登山靴メーカーです。ラスポルティバでは登山靴、クライミングシューズ、トレイルランニングシューズの3ジャンルでシューズを提供しています。

ジャンルで共通した特徴は、フィット感が高く素早くしまるシューレースシステムと軽さです。「トランゴ S EVO GTX」はサポート力と足首の動きやすさという両立が難しい機能を成立させた、軽量アルパインブーツのブームを引き起こした代表的なモデルです。

ローバー(LOWA)

ローバーは1923年にドイツで創業した登山靴メーカーで、同じくドイツで創業したハンワグの創業者の弟が設立したメーカーです。雪山や岩稜帯登山で安定感があるアルパインシリーズや、重い荷物を背負って稜線を歩く場合に適した堅牢性と快適性を兼ね備えたバックパッキングシリーズなどが有名です。近年は日本人専用の形を使った登山靴が開発され、日本でもより人気が高まっています。

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