サロモンのスノーブーツ「KAIPO CS WP 2(カイポ クライマシールド ウォータープルーフ 2)」のレビューをまとめました。
メンズスノーブーツのおすすめモデル、サロモンKAIPO CS WP 2のレビュー
ソールは滑らないブロックパターン
カイポのソールは御覧の通り、登山靴ばりの深い溝のブロックパターンになっているため、雪や泥がつまりにくく、しっかり水を排出する形状をしています。
また、ソールはけっこう固めで、日帰り程度をこなす登山靴のイメージに近い感じです。つまり、登山靴に慣れていないと通常のスニーカーからすると少々違和感がありますが、この固さとブロックパターンが登山靴のような安定した歩行をサポートしてくれると言えます。
アッパーは光沢のある防水性能が高い素材
スノーブーツのもう一つ重要な機能は雪や水をはじく防水性能です。カイポはその点に関しても独自素材の「ClimaSalomon Waterproof」が使用されていて、実際防水性は十分だと感じます。防水性能に信頼感があるので水たまりなども気になりません。
また、アッパーの大部分の生地が汚れにくくく汚れてもふき取りやすい化繊のつるっとした素材なので泥汚れしてもお手入れが簡単です。
保温性が高い断熱材入りの生地
足首付近に注目していただきたいのですが、こちらのスノーブーツは表地と裏地の間に化繊インサレーションの断熱層があるため、履いた瞬間に暖かさを実感します。
足首だけでなくつま先まで全体的に暖かいです。普通のスニーカーと履き比べるとかなり暖かさの差を実感できるでしょう。雪が降っていなくとも、長時間外で仕事をする人がスノーブーツを普段使いとして使うのもよいのではないでしょうか。
スノーブーツに見えないスタイリッシュなデザイン
以前からスノーブーツを購入したかったのですが、どうしてもデザインで気に入るものがありませんでした。スノーブーツといえばノースフェイスのヌプシが有名ですが、あからさまにスノーブーツとわかるデザインで、雪や雨の日以外に履くと違和感があるのとヌプシだと服装を選ぶ感じになる点が購入しなかった理由です。
カイポはあまりサロモンのロゴが主張しすぎず、光沢感のあるアッパー素材でハイテクスニーカーに近いイメージで、ソールの色とのコントラストも垢ぬけた印象を受けました。
スノーブーツは何足も買うわけではないので、ピンときたブーツを買わないと買いなおしが難しいと思っていたので自分の感覚にはまる靴が買えて本当によかったと思います。
スノーブーツの使い道を考えてみた
都心で生活していると普段なかなかスノーブーツを履く機会がほとんどない→購入する目的がない
となってしまうので、スノーブーツの使い道を一生懸命考えてみました。
メンズスノーブーツのおすすめ:サロモンカイポのフォトギャラリー
タンの部分とつま先にはサロモンの「S」のマーク。さりげなく主張しすぎないデザインなのでアウトドア感が出すぎません。
足首付近は異なる素材が使用されていて、これはおそらく耐久性や防水よりも足首付近の動きやすさを重視した生地と考えられます。(実際歩いた感じの印象です)
こちらはスノーブーツの内側。ソールの厚みと安定性のあるかかと部分のプロテクションが見て取れるかと思います。
カイポの対抗馬のおすすめスノーブーツ
SHELTER CS WP
特徴はサロモンのスノーブーツの中では最もお求めやすい値段設定と、ミドルカットの中でも最も低い形状なので一番スニーカーに近い形状で見た目と履きやすさが普段使いに適している点です。
サロモンのスノーブーツの中では一番人気だそうで、都心で働くサラリーマンが雨や雪の日の通勤用で人気があるそうです。試し履きしましたが、カイポに比べて柔らかいのでスノーブーツだからと言って歩きずらさは全くありませんでした。
デザインにこだわりがなければシェルターが最もおすすめのスノーブーツです。
DEEMAX 3 TS WP
こちらのスノーブーツは紐をしばるタイプではなく、ワイヤーを引っ張ってフィット感を調整するタイプです。足首はベルクロがついているので通常の紐靴に比べても高い調整力があると言えます。
全体的にフラットなデザインでサロモンロゴも控えめなので遠くから見るとよりハイテクスニーカー感が強いデザインになっています。こちらはデザインが好みで購入する人が多いようです。