栃木でスキーやスノーボードと言えば、那須塩原にあるハンタマですね。東京都心のど真ん中から200kmを切る近さのハンターマウンテンはとにかくアクセスが良くて日帰りに最適です!こんなに近いのにハーフパイプまであるという充実っぷりが素敵なスキー場です。今回はそんなハンターマウンテン塩原についてレビューします。
ハンターマウンテン塩原の基礎情報
住所 電話番号 | 栃木県那須塩原市湯本塩原字前黒 0287-32-4580 |
駐車場 | 3,500台 |
アクセス | 車:東北自動車道「西那須野塩原IC」から下道で約29.0km 電車:上越新幹線「越後湯沢駅」からバスで約20分 |
コース数 | 12 |
最長滑走距離 | 3,000m |
公式サイト | ハンターマウンテン塩原 |
リフト料金 | 1日券 大人:4,700円 シニア:4,200円 子供:3,700円 |
営業時間 | 平日 8:30~16:30 土、日、祝 8:00~16:30 |
高原山の北西側斜面に位置するスキー場で、都心から150分というアクセスの良さが売りである。名前を省略して「ハンタマ」と称するに留まらず、ゆで卵の切り口を前面に押し出した様な(つまり「半分の卵」に引掛けた)キャラクターが、当施設の広告・ポスターにしばしば登場している。
初心者が気軽にアクセスしやすい反面、凍結しやすい日塩もみじラインをノーマルタイヤで行こうとして事故、渋滞を引き起こしたり、コースに座り込む初心者スノーボーダーのマナーの悪さが良く取り上げられる。ハイシーズンはスキー場から西那須野塩原ICまで渋滞する。レストランは若者向けに毎年様々な企画を行っているが、スキー場の人気ゆえか、祝日は慢性的にキャパシティが不足気味である。出典:wikipedia
wikipediaには若干ネガティブなことが書かれていますが、どこのゲレンデでもある話です。都心から近く、格安で朝出発の日帰りツアーバスが多く発着していることから、初心者にとても人気が高いゲレンデのため、どうしても固まって座り込んだりしてコースをふさぐことが、他のゲレンデよりは多いかもしれません。
逆に初心者が多いゲレンデだからこそ、多少座り込んでも気まずくはない雰囲気もあります。むしろ初心者に優しいゲレンデがないと、スキーやスノーボード人口が減ってしまうので、ハンターマウンテンは初心者を育成してくれる良いゲレンデと言えます。上級者は広い心で見てほしいものですね。とはいえ、初心者の人もなるべく周囲の邪魔にならないように楽しみましょう。
栃木という立地条件もあり、あまり降雪が多くはないので、パウダーが楽しめるチャンスは少なく、どちらかと言うと、圧雪されたバーンで初心者がターンの練習をする、上級者はパークはコブ、ハーフパイプで練習する、といったゲレンデになります。
ハンターマウンテン塩原の口コミ・レビュー・評判まとめ
トリップアドバイザーの口コミ・レビュー・評判を抜粋しています。様々な意見がありますが、ポイントとしてはやはり、「初心者のスノーボーダーやファミリーに優しいゲレンデ」「その分混雑する」「ゲレンデの設備は充実している」といったポイントを挙げている人が多いようです。
吹雪く事が多いハンタマですが、頂上での吹き上げの風は、顔が上げてられないくらい凄く、ゴンドラがストップ。頂上の傾斜部分は、吹き上げの風により、積もっていた雪が飛ばされて、ガリガリのアイスバーン。エッジが効かないので立つこともままならないという日があれば、圧雪されてるちょっと固めのバーンがものすごく滑りやすかったりと、表情の変化が激しいゲレンデの一つだと思います。上はヤバイけど、下の方は落ち着いてるみたいな感じだったりします。
お昼時、食事する場所はどこも混雑しており、メインの建物で食事する場所の穴場は2階の奥(モスバーガー・キッズゲレンデ寄り)にある休憩室です。団体が使っていなければ一般客に解放されており、比較的テーブルも空いています。
ファミリーや初心者に安全なコースの他に中級者コースも多々あり毎年利用しています。
また、子供達もスキーやスノボーで遊ぶだけではなく、昼食も楽しんでおり、バイキング、定食、ラーメン、クレープ等色々選ぶ事が出来ます。
出典:tripadvisor
ハンターマウンテン塩原のコースの特徴
ハンターマウンテン塩原は機動力が素晴らしく、ゴンドラに乗ると一気に頂上まで行く事ができます。これ一本で全てのコースが楽しめるわけです。
頂上から伸びる3コースについて
頂上からはウォールストリート、マディソンアベニュー、エフディーアールというオシャレな名前がついたコースが伸びていますが、斜度がけっこうあります。かつ、山頂付近は強風であることが多く、雪つきがあまり良くないため、ガリガリのコンディションが多いです。
正直、初心者には向いていないので、初めて滑るような人はゴンドラに乗る前に、ゴンドラの隣から出ているクワッドリフトに乗ることをおすすめします。
マディソンスクエアから左のエリア
こちらのエリアも途中まで比較的斜度があるコースなのでスピードを出して滑りたい時は気持ちよく滑ることができます。コースが合流するところから特に緩い斜面になってきます。ポールゾーンもあるため、比較的スキーヤーが多く滑るコースになっています。
マディソンスクエアから右のエリア
クワッドリフトを下りて一番右のルートを選ぶと、暖斜面が続くコースになります。ゴンドラや中央のクワッドに乗って上がった場合は、一番右のルートでないと一番上からパークやハーフパイプに入れないので、注意してください。
パークが設置されてある場所から下はかなり広いバーンになっており、通常のコンディションだときれいに圧雪されてエッジも適度にかかりやすい状態なので、初心者のスノーボーダーの練習やグラトリの練習に最適です。
ハンターマウンテン塩原の食事や施設
ハンターマウンテン塩原の食事
麓のセンターハウスは大型のレストランが1階と2階にあります。1階はスキー場定番のカレーやラーメンといったメニューが多く、2階は少し特徴のあるメニューが多いです。
席は多いですがお客さんも多いので、なるべくお昼時の混む時間帯はずらしたほうがいいです。そうすることでゴンドラもスムーズに乗る事ができます。
また、ハーフパイプの上にある「ウォーヴォ・メタメタ」では石窯で焼いたピザを食べることができます。ハンタマピザが美味しいです。
ハンターマウンテン塩原の施設
更衣室は複数箇所設置されているので着替えに困ることはありません。また、無料休憩所が無料で利用できるところがありがたいです。疲れた時は無理せず休憩しましょう。
なかなかスキー場でゆっくり靴を脱いで休憩できるゲレンデはないので、ファミリー等は特に嬉しい施設ですね。
また、売店もかなり大きいので忘れ物をした時やお土産を買う場合に困る事はありません。関東近郊ではかなり充実した施設だと思います。
ハンターマウンテン塩原への交通手段
車
①東北自動車道、139Kポイントで西那須野塩原I.CからR400へ 。
②R400を塩原方面へ、塩原温泉よりR400を経て日塩もみじライン(有料)へ。
③日塩もみじライン(有料)途中、ハンターマウンテン到着。
もみじラインが有料なので注意が必要です。また、土日は駐車場も1,000円かかるので、他のゲレンデよりも微妙に出費が多いです。
駐車場はかなり広いですが混雑すると臨時駐車場に回されます。ゲレンデまでバスに乗らないといけないのですが、混雑して待つ可能性が高いです。また、人気が高いゲレンデなので、少し遅い時間に車で行く場合はもみじラインでゲレンデまで延々続く渋滞にはまる可能性があるため注意が必要です。3連休などは間違いなく渋滞がひどいので早めの到着をおすすめします。
ツアーバス
ハンターマウンテン塩原は東京から近いので、朝出発のツアーバスで行く人が多いです。リフト券がついて8,000円を切るのはかなり安いです。万が一渋滞しても寝ていればよいので楽な点もメリットです。夜行バスは長時間乗っていないといけないのでしんどい。。という人におすすめです。
ツアーバスはこちら
ハンターマウンテンの日帰りバスツアー(リフト券付き)
他にもリフト券付きのバスツアーはいろいろありますのでこちらから検索することができます。