登山で使うスマホの選び方と格安スマホのススメ

登山にスマホを持っていくと、電話で連絡ができインターネットで登山計画書の提出や天気予報のチェックができて、スマホで撮影した写真をその場でヤマレコ等のSNSにもアップすることができます。また、GPSアプリを入れることでGPS端末として使うこともできます。GPSアプリに関しては精度も向上してきています。このようにスマホの端末の性能向上と電波環境の改善によりGPS単体の機器を登山に持っていくよりも、スマホをもっていくメリットがより大きくなっています。今回は登山で使うスマホの選び方やメリットデメリット、おすすめのスマホについてまとめました。

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登山スマホとして押さえておくべき機能

まずは登山用のスマホの選び方です。登山に適したスマホとして、重視すべきポイントや機能についてiPhoneとAndroidを比較しながら解説します。

電波

iPhone:通信キャリア依存
Android:通信キャリア依存

電波に関してはスマホの端末依存はなくdocomo,au,softbankの通信キャリアに依存します。登山におすすめなのは最もエリアが広いdocomoです。緊急の場合に電波がつながるのとそうでないのでは生死に大きな影響が出る可能性があります。つながりやすいdocomoをおすすめします。

なおdocomoが日本百名山でつながる山を一覧化しているので、登山計画を立てる時の参考にしてください。

携帯電話がご利用いただける日本百名山一覧 | エリア | NTTドコモ

防水性能

iPhone:×
Android:機種により◯

登山だけでなくアウトドア全般にスマホを使う場合、防水性能は欠かせません。登山において天気がよい日よりも雨が降った時ほど時間と体力を温存しながら行動したものです。防水ではないスマホを使っていると、スマホが濡れては困るからと防水カバーに入れて使うと見づらかったりタッチしてもうまく動かなかったりタオルで拭く手間があったりと、いざという時に扱いづらいので出来るだけ防水のスマホを選ぶと楽です。

現状iPhoneには防水モデルがないので、防水性能が欲しい方は必然的にAndroidになります。

バッテリーの持ち

iPhone:×
Android:◯

バッテリーの消費量は大小ありますが、モバイルバッテリーを携行しておけば問題ないでしょう。ちなみに、iPhoneのほうがバッテリー消費が激しいです。特に圏外の場所だと消費が激しくなります。体感的にはAndroidの1.5倍程度の速度で電池を消費します。

画面の大きさ

iPhone:好み次第。選択肢は限定的
Android:好み次第。選択肢が豊富

スマホの機種によって画面の大きさは様々なので好み次第で選んでよいと思いますが、スマホ対応のグローブをはめたまま使う場合は画面が小さいとタップしずらいので大きめを購入するとよいでしょう。また、GPSアプリで地図を見る場合に大きい方がマップが見やすいため、ある程度大きい方が全体をみやすいというメリットがあります。片手で操作できるサイズだったとしても危険なので歩きスマホはやめましょう。

耐低温性能

iPhone:×
Android:◯

雪山や冬山に行く方は耐低温性能の考慮が必要です。iPhoneはバッテリーが残り30%と表示されていたとしても低温になると突然電源が落ちます。その場合、電源ボタンを入れても復旧せず本体をポケットの中で温めないと再起動しません。Androidのほうが比較的低温に強いので雪山や冬山が多い方はAndroidがおすすめです。

GPSの精度

iPhone:◯
Android:△〜◯

全体的な傾向として新しいスマホになればなるほど、性能が向上しているためGPSの精度が高いです。OSのバージョンも新しい方がよいです。iPhoneとAndroidを比較するとiPhoneは特に6以降の機種に気圧センサーが搭載されてかなり高精度になりました。Androidは機種依存といった感じです。

GPSについて

遭難の一番の原因は道迷いです。濃霧で周囲が見えなくなったり、深い森の中で地形が読めなくなったりした場合でもGPS機器を持っていれば一発で現在地を把握することができます。いざという時のために紙の地図とコンパスを持参しながらも、使える時はGPSを活用して行動すると行動時間の短縮につながります。

GPS専用機器とスマホはどちらがよいか

結論から言うと最近のスマホは精度が上がっているのでGPS専用機器と遜色ない性能です。谷底や屋根がある場所など電波が届きにくい場所だとスマホでもGPS専用機器でも多少の誤差は発生します。よっぽどの濃霧ではない限り周囲の状況を見渡すことができると思いますので、正確な現在地はGPSに頼りきりになるのではなく、目で補正することが重要です。

スマホのGPS機能は圏外でも使えます

圏外になると電話やインターネットは通じませんがGPSは使えます。ただし、インターネットにつながっていないと表示できない地図を利用している場合は座標がわかっても地図にマッピングして表示できないので、必ずスマホにダンロードして使う地図アプリ等を利用してください。登山に行く事前にダウンロードしておきましょう。GPSアプリを使うと歩行距離や標高まで教えてくれます。また、登山地図が販売されているような場所はもちろんカバーしていますが、詳細まで記載されていないような林道や標識がないような山道でもGPSアプリなら現在地がぱっとわかるので、地図以上のメリットがあります。

地図アプリの例:ヤマップ

登山のスマホGPSアプリ

ヤマップiPhoneアプリ

ヤマップAndroidアプリ

ヤマップは登山地図だけでなく首都圏の地図などもダウンロードして使えるので災害で電波がなくても地図をスマホアプリで見ることができます。また、ダウンロードした地図は紙にプリントアウトもできるため、登山地図を別途購入する必要はありません。さらに、スマホで撮影した写真をGPSのデータと紐付けて記録を残すことができます。(ヤマレコと同じです)

詳細はこちらの動画にまとまっています。

AndroidスマホのGPS精度を向上させる方法

小ネタですが、Androidは設定でGPS精度の変更ができます。以下のメニューから設定を確認して登山の時は高精度で行動するように変更してみてください。バッテリーの消費量は上がりますがモバイルバッテリーを持参すれば問題ありません。

■OS4.3以下
設定→現在位置とセキュリティ→Google位置情報サービス(無線ネットワークを使用)にチェック、GPS機能を使用にチェック

■OS4.4以降
設定→位置情報→高精度を選択

GPS専用機ではなくスマホアプリを使う場合のデメリットはランニングコスト

何かと便利で性能も十分なスマホですが、使うためにはスマホ端末の購入と月額の契約が必要です。スマホを持っていない人が新規でdocomo,au,softbankでスマホを契約して使うとどれだけ安くても月額6,000円、年額72,000円ほどかかり2年契約縛りで解約しようとすると解約金が発生します。そこでおすすめなのがSIMフリースマホ+格安SIMの組み合わせです

SIMフリースマホ+格安SIMのメリット

価格が安い

メリットはもちろん価格の安さです。端末が2~3万(もっと安いものから高いものまであります)で購入できて、月額料金も通話料や通信料によりますが1,000円以下のプランもあります。docomo,au,softbankの場合、2年経過すると端末値引きが終了して料金が上がる仕組みになっていますが、格安SIMの場合は割引ではなく基本料金が安いので継続する場合もそのままの料金で使えます

解約しやすい

docomo,au,softbankで契約するともれなく2年縛りがついてきます。格安SIMの場合は半年〜1年で解約できるプランになっています。

通信可能エリアはdocomo,auと同じ

格安SIMはdocomo,auのいずれかのネットワークを使う形式となりますので、安く使えるのにネットワークが弱いということはありません。

SIMフリースマホ+格安SIMのデメリット

昼と夜に通信速度が遅い

昼の12~13時や夜の21時以降など、通信が増える時間帯において格安SIMを使っている場合は本家と比べてネットワークが遅くなり動画再生が途切れがちになったりします。この点が気になる方は格安SIMはおすすめしません。このデメリットが格安SIM、格安スマホの最大にして唯一のデメリットと言えます。どうしても24時間快適な通信速度でインターネットを使いたい人はやめておきましょう。

ただし、山の中では基本LTEが使えないところがほとんどなので、登山メインで使う人はあまり考慮しなくてもよいかもしれません。

キャリアメールが使えない

最近使っている人が減っているので大きな問題にはならないかもしれませんが、@docomo.ne.jpなどの携帯会社のメールアドレスが使えなくなるのでgmail等のフリーアドレスを利用する必要があります。

おすすめの格安スマホ

格安スマホは「SIMフリー端末+SIMカード」の組み合わせで考えます。ネットワークはエリアが広いdocomo、端末はGPSの精度比較検証をテストした結果の口コミから平均して評価が高いAQUOSかXperiaがおすすめです。またスマホは防水がおすすめです。

格安スマホ初心者には楽天モバイルがおすすめ




格安スマホ初心者の方は端末の購入とSIMカードの契約がまとめてセットで行える購入方法がおすすめです。その中でもおすすめは本田圭佑がCMをしている楽天モバイルです。ポイントはとにかく安いことです。月額料金は格安スマホの中でも比較的割安で、月額850円のオプションにはいると5分以内通話が全て無料になります。

注意点は12ヶ月以内の解約で9,800円の解約料金が発生すること。格安スマホの中では少し厳しい水準ですが、料金プランの変更は毎月できるので使わない月は最低限のプランにしておけば負担もかなり少ないと思います。

大手の楽天が運営していることと、端末購入割引や初月無料などサービスも充実しているので初めて格安スマホを持つ人におすすめです。多くの格安スマホ比較サイトで人気1位の格安スマホです。

初心者におすすめの格安スマホは楽天モバイル

【楽天モバイル】

快適なインターネットはLINEモバルがおすすめ



格安スマホ(格安SIM)の中でもネットワークが安定しているのがLINEモバイルです。格安スマホや格安SIMはアクセスが集中する平日12時〜13時と夜の21時〜24時付近に速度が落ちやすいのがデメリットですが、LINEモバイルはユーザー数がまだ少ないせいかネットワークの速度が安定しています。

ネットワーク速度が落ちるとyoutubeなど動画を見る時に画質が荒くなったり、少し重たいwebページを読み込む際も時間がかかったりしてストレスがたまります。混み合う時間帯でもストレスなくインターネットサーフィンしたい人はLINEモバイルがおすすめです。

また、LINEやfacebook、twitterへのアクセスが無料になるLINEモバイル独自プランもあるのでSNSの利用が多い人はさらにLINEモバイルがおすすめです。回線は楽天モバイルと同じくdocomo回線で山の上でもつながりやすいです。

LINEモバイル

SIMフリー端末はamazonでも購入可能

端末はAmazonで準備して、SIMカードだけ契約することも可能です。楽天モバイルなどは端末割引が大きいですがAmazonのほうが安い端末もあります。どちらもチェックしてみてください。端末を購入する場合はSIMフリーかドコモの端末を購入するように注意してください。

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