ヘリノックスチェアはちょっと高い、でもヘリノックスみたいなアウトドアチェアが欲しい。。。というわけでamazonのレビューを信じて類似品のFIELDOOR製アウトドアチェアを買ってみました。
まず結論から書くと、「安くて品質もしっかりしてる!」です。類似品ですがかなりオススメできます。というわけで写真付きで詳細レビューします。
まずは要確認のヘリノックスチェアとのサイズ比較
まずは数字でヘリノックスとの違いを把握しておきましょう。
比較項目 | ヘリノックスチェアワン | FIELDOORアウトドアチェア |
---|---|---|
重さ | 890g | 1,200g |
幅 | 52cm | 55cm |
奥行き | 50cm | 58cm |
高さ | 66cm | 75cm |
座面高 | 34cm | 34cm |
耐荷重 | 145kg | 150kg |
項目の中で特に注目すべき点は「高さ」です。高さはすなわち背面の長さになりますが、類似品のFIELDOORアウトドアチェアはヘリノックスの代表モデルチェアワンと比べて9cm高くなっています。
この9cmの差が大きくて、FIELDOORアウトドアチェアは平均的な日本人の大人体型の登山ナビ管理人が座るとちょうど肩の部分までもたれることができて、完全にリラックスできます。
一方、9cm低いチェアワンは十分リラックスできるものの、やはりほんのちょっと物足りない感を感じます。一回り大きいチェアツーにすると高さが84cmになるのでこちらは完全にリラックス体勢がとれます。
ただし、値段が15,000円程度するのでちょっと高い感じはします。つまり類似品のFIELDOORアウトドアチェアは5,000円弱で完全なリラックス体勢がとれる、かなりお得アウトドアチェアであることが数字からわかります。
ヘリノックスの類似品だけど作りはしっかり!(写真によるレビュー)
まずは袋に入った状態です。長さは50cmあってけっこうデカい感じで、日常使いサイズのリュックに入れると先がはみ出るぐらいはあります。つまり「持ち運びが超楽々です!」ではないのでその点はご注意を。
チャックを開けると折りたたまれた骨組みと座面が入っています。
開くとこんな感じ。骨組みの部分はゴムで止めていますが、ゴムで止めないと構造上広がるタイプなので、何らかのしばるものは必要です。ゴムは付属されてくるのでそのまま使えばOK。
まずは骨組みを組み立てます。何も工具はいらず、ジョイントのプラスチックの部分に鉄パイプを差し込むだけ。
続いて座面を差し込みます。順番は必ず背中の部分を先に差し込むようにしてください。
続いて足を載せる部分をパイプに差し込みます。が、これが最初はとにかく硬くてこれサイズあってますか?と言いたいほど。でもサイズは正しくて、これは使っているうちに座面が伸びるからなんです。伸びたときにゆるゆるだとパイプに差し込んでいる部分が抜けてしまいます。
つまり、中国製の類似品だけど意外と寸法もしっかり作っているなあと思った次第です。
パイプに差し込む部分の拡大図。ここがとにかく最初は硬いので頑張って差し込みましょう。
今回はメッシュモデルを購入しました。拡大するとこんな感じ。
拡大図②。メッシュはかなり目が細かいので肉が挟まってメッシュの網目の型がつくようなことはありません。
拡大図③.通気性はそこそこ。汗をかいたら洗濯機に入れて丸洗いしています。注意点は座面のパーツの首の部分に鉄パイプが内蔵されているのでこれが突っかかって洗濯機が壊れないように洗濯ネットなどに入れて洗うようにしてください。もしくはお風呂場で手洗い。
というわけで、ヘリノックス類似品のFIELDOORアウトドアチェアのレビューでした。全面メッシュモデルは売り切れになっているようですが、部分メッシュモデルはまだまだ販売されているようです。かなりリラックスできるのでおすすめです!
本家ヘリノックスチェアについてはこちらの記事にまとめていますのでご参考ください。